入院期間中は「膝ロック」ができなかったため、長下肢装具をつけたり、膝あてマットがない限りは独りで「立位」状態にはなれませんでした
それらがないと
膝カックンして
とてもじゃないですが一瞬も立てませんでした
立位の状態にならないと
血液の流れが滞りますし
骨に体重をかけないことで
骨密度が減少し
骨粗しょう症になります
関節も固くなってしてしまいます
内臓の位置も変わります
胃下垂になるとも言われています
あとは座ったままの状態だから
もしかしたら軽度でしょうが腸を圧迫してしまうかなと考えています
もちろん、脊髄損傷していることでにより循環機能の調整も健常者みたいにできないので、起立性低血圧を起こす頻度は高まります
ですので入院中は、他に「立位台」に作業療法士さんたちに抱えて立位にしてもらい、体を帯状のものでしっかり固定してもらって「立位状態」にしていただいていました
その状態で、血圧低下による気分不良を起こさない限りは30分~1時間、立位にしてもらっていました
足の機能に関しては、退院後、J-Workoutさんに通うまでは大きく変化は見られませんでした
いや、自分の意思で車椅子のフットレストに足をなんとか乗せたり下ろしたりができるようになりました
といっても、スムーズな動きではないです
医療職者だからなのか
好奇心旺盛だからなのか
「やってみよう♪」精神が強くて
それをめげずにやっていたら
出来るようになりました
基本、めちゃくちゃマイペースのナマケモノなんですが、ナマケモノだからこそ、いちいち自分の手で自分の足を抱えてフットレストに足をのせる作業が面倒だったのかもしれません。笑
二足歩行時代、独り暮らしだったから物を取るときに足の指で物を取っていたので・・・w
それほど「使えるものは使う」という思想でした。
(他人を使うことは苦手で、極力自分で何でもします)
足の機能の変化・経過は以上となります
気を付けていただきたいのが
下半身に感覚がないから
例えトレーを使用しても熱いものを膝に乗せたままにしないでください
それで私は幾度となく火傷を起こしました・・・
火傷の跡だらけです
(右のみ)
あ!
左はなぜか受傷当初から
太もものみは痛みも触られている感覚もわかりました
数年経過したら、わかる範囲が少し広がりました
ホントにケースバイケースだなと思いました