アメブロやこちらのブログを書いていて段々と「同じ話をしたかも」という思いもありますが、書きます(*‘∀‘)
記事でも動画でもお伝えしたと思いますが、脊損になっても胃腸機能は、受傷初期以外は元に戻るという見解があります(どこかのネット文献に記載あり)
ただ、脊損になって歩行不可になった方々は
・坐位の姿勢がほとんど
⇓
それにより胃下垂になったり腸の動きが悪くなる
⇓
便秘傾向もしくは下痢傾向
・運動不足により便秘傾向になる
(車いすを漕いでも腸への刺激は少ないと個人的に思う)
(全身運動が必要だが,一人では限界あり)
(そのため外来リハは大事)
・元々の排便習慣には個人差がある
・ストレスで便秘若しくは下痢症状をきたす
(これは健常者でも同じ)
・腸機能の低下は若干はあると思っておりますので、水分の吸収が追い付かない・消化が不十分で下痢を引き起こす
※あくまで個人的な考察です。
これまた脊損に関する文献で「損傷部位で便の性状や排泄パターンが異なる」と記載あり。もちろん個人差あり。
腸機能低下につきましては、過去の記事にも記載している通り、私自身が健常者時代と脊損後の胃腸機能低下を経験しております。
脊損になってから、摂取したらお腹を下す飲食物が明らかになったからです。あとは強いストレスで予期せぬ便失禁が起こること、今まで大丈夫だった飲食物がストレスで弱った胃腸が消化不良を起こすこともこの5年半で理解しました。
一気に飲水するとお腹下すこともわかりました。
(一気にと言っても100㎖未満)
排便習慣の個人差は、健常者でも異なります。
ですので、入院患者さんの入院時の聴取に「一日の排泄回数」をお聞きして、記録に残しております。
個々人の排泄パターンに合わせて看護介入を行います。
入院生活は日常生活と違って活動量の低下(術後安静,治療のためベッド上安静等もあり,更に活動量低下,運動不足,筋力低下も原因となる)により,便秘になりやすいです。また,薬剤の副作用にて下痢や便秘も起こり得ます。
ですので,健常者時代(入院時以外)の排便習慣も思い出してみてみることもポイントとなります。
あと,便秘傾向の方は「食物繊維」を積極的に摂ろうとする方もいらっしゃることと思います。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類が存在します。水に溶けやすい食物繊維か否か,の違いです。
水溶性のものは便を柔らかくする働きがあり,腸内を移動していくとき、コレステロールやコレステロールから作られる胆汁酸、糖質などを吸着する働きがあり、吸着したものは、便と一緒に排泄されるようです。
納豆、インゲン豆、きな粉などの豆類やごぼう、かぼちゃなど根菜類やイモ類、海藻類、果物などがある。中でもおすすめは、干しそば、ライ麦パン、玄米など・・・と記載されている記事もあれば、玄米や大麦は不溶性と記載してある記事もあります
( ^ω^)・・・
どっちやねーーーーんwww
学生時代に購入させられた栄養学の本は捨てちゃったから再購入予定です。笑
不溶性のものは腸で水分の吸収をして膨らむ性質があり、それにより便のかさ増しをする働きがある模様。
穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻などが挙げられます。
重度の便秘の方が不溶性食物繊維を摂ると悪化して腸閉塞を起こす可能性があるため,腸や排便の状態に合わせた食事を摂ることが重要となります。
ですので,便秘だからといってむやみやたらに食物繊維を摂ることはよろしくないという理由で,排便コントロールの際に食事療法を取り入れる方はかかりつけの医師に相談して,個々人に合った栄養指導を管理栄養士さんに教わってください。と以前の動画でお伝えした根拠です。
という動画を撮る予定でしたが,あまりにも不確実な内容(排便のメカニズムにおいて未だに解明されていない・神経においてもまだまだ未知な部分が多い)だらけのため,また,いろんな文献を読み倒してからまとめたいという思いがあって,動画作成がストップしてます(´ºωº`)
とりあえずはサラッとした内容の動画を作成する予定(未定)です(´ºωº`)
くそな内容(排便とかけてw)な動画でボチボチ視聴回数が多い内容が「排便関連」ですので,脊損やその他の疾患で排便コントロールが出来ない方々にとってはとても重要で知りたい内容なんだなと感じ取りました。私自身も入院時も今でも知りたい内容です。
残念ながら明確な答えは出せませんが(医学的に解明されていないため。また,吾輩は無能な看護師である),少しでも参考になる・同じ悩みを持っている人がいて安心♡となるような動画を作成しようと思います。
本当に最近はモチベーションがダダ下がりですので,初心に帰って動画やブログをサボらずにいこうと思います(*´꒳`*)